セーシェル共和国 寄贈後の学生ボランティアによるフォロー日記

5月31日 セーシェル共和国に向けて楽器を船便で送る

昨年 5月実施した楽器寄贈のフォローアップ目的で現地の音楽学院にて音楽活動の普及に努めておられる竹江先生とAimec 学生ボランティアチームのメンバーである大学生 長田さんとそのアドバイザーである平岡さんたちがWeb会議を行いました。以下はその際の長田さんの活動報告になります。

 

ご報告
セーシェルプロジェクトについてのご報告です。
9月14日、竹江先生と竹田さん、平岡さん、長田の4名で1時間程度のウェブミーティングを行いました。その場でいくつか質問させて頂いたので、簡単にまとめさせてもらいます。

・ミーティングに至った経緯

2021年5月31日、Aimecは鍵盤ハーモニカ100台とリコーダー50台を在日セーシェル特別領事館を通じセーシェル国立芸術コンセルヴォアトワールへ寄贈しました。本年2月には現地からピアニカクラスの動画も届き、上手く活用して頂けている様子でした。

この経験を今後に活かしていくために、その後どうなったのか、私たちに何か出来ることはあるかなどを知るため、再びコンタクトを取る事となりました。学生広報ボランティアの長田の方から、国立音楽院で鍵盤ハーモニカを教えているという竹江先生に直接メールを送らせて頂きました。その結果有難いことに快くOKして下さり、このミーティングを開催するに至りました。

 

・国立音楽院について

位置付け的にはヤマハの音楽教室のような感じ。一学期4ヶ月で2000円ほどでレッスンを受けることが出来る。ピアノ、ギター、ヴァイオリン、その他吹奏楽系の楽器 のレッスンがある。・クラスの様子
お国柄なのか、クラシックよりジャズをみんな弾きたがるそう。短時間で弾けるようにならないと飽きて辞めてしまう子が多い。楽譜は読めないけれど、その分耳で聞き取りコピーする能力が発達しているそう。
6〜8歳クラスと、9〜11歳クラスがある。低学年クラスではピアニカのみの指導、高学年クラスではキーボードとの併用使用をしている。・問題点
調律の人が全くいないので、お手入れや修理ができない。
みんな自分のやり方でなんとなく練習してしまう。
そもそもピアニカの認知度が国の中でとても低い。

 

・こちらが出来そうなお手伝い

①チュートリアル的な、ピアニカはこうやって吹くものなんだよ!というのが分かるような動画or画像の用意
②ピアニカに興味を持ってもらえるようなコンテンツ(ex;有名なアニメの主題歌やセーシェルのトラディショナルな歌の演奏動画?)の作成感想・意見(長田)

とても有意義な1時間でした。寄贈することで終わるのではなく、その後どんな風に使われているのかということやその国ごとに生じる問題点を相手の目線に立って理解し解決していくことで、更に有益な活動になるのだなと思いました。まずこちらが出来ることはピアニカの現地での認知度を上げることだと思うので、模索しながら進めていきたいです。(平岡)

贈呈した楽器を使って指導されている先生から、直接現状をヒアリングできたのがとてもためになりました。現在開講しているクラスの様子を動画で見せて頂きましたが、天性のリズム感を持っているセーシェルの子供達が楽しそうにピアニカを吹いている姿を見て、こちらまで楽しくなってきました。また、停電がしばしば起こるそうで、その時には電源がいらないピアニカは重宝するとおっしゃっていたのがお国柄だなと感じました。
しかしながら、セーシェルではピアニカの認知度がとても低いとのことだったので、まずはピアニカに興味を持ってもらうために、Aimecとして出来ることを探していきたいと思います。(長田、平岡)